3分で分かる職場のメンタルヘルス対策Vol.3

セルフケア(自分で行うメンタルケア)について(2)

今回は、セルフケア(自分で行うストレスケア)の具体的な自分自身での取り組みについて、お伝えします。
セルフケアと言っても、何か特別なことをするわけではありません。余暇の時間を大切にし、趣味を行うことも、大切なセルフケアです。また、しっかりと休養をとることも、大切なセルフケアです。(ひまわりセンターの各種サービスをご利用になり、リフレッシュするのも大変良いことです。)
その他、セルフケアに役立つ方法についてご説明します。

【1】自分のストレス要因と反応を知り、対処方法を身につけておく
日常生活、職場の生活では、様々な要因でストレスを抱えてしまいがちです。自分が、どういったことでストレスを抱えやすく、また、どういった対処をとるべきか考えておく必要があります。また自分では、まだ大丈夫だと思っていても本当は心身ともにギリギリの状態である場合があります。自主的にストレスチェックを定期的に行うことをお勧めします。下記は無料で、ウェブでストレスチェックが簡単に出来ます。
≪無料・ウェブで出来るストレス簡易評価≫
中央労働災害防止協会  http://www.jisha.or.jp/web_chk/index.html

【2】ちょっとずつのコミュニケーションを大切にする
仕事中におけるコミュニケーションは、短い言葉で、なおかつ継続的にちょっとずつ取っておくことが円滑な仕事の遂行をサポートし、ストレス等によるメンタル不調を防ぐのに大いに役立ちます。

【3】気軽に相談出来る専門家≪自分の専門家(マイカウンセラー)≫を持つ
日常生活で、いろいろと気をつけていても、悩んでしまうのが人間です。また、友人・家族等には、相談しにくい悩みもあります。そんな時は普段のちょっとしたことを話せる専門家を見つけておくことは、非常に重要です。話すことにより悩みを解消でき、ストレス軽減にも役立ちます。もし、相談先が分からない場合は、社内の健康管理室等で相談窓口について調べてみましょう。現在は、多くの企業が厚労省の指針に基づいて事業内、または事業外資源(医療機関:EAPサービス提供事業者等)を活用して相談窓口を設置しています。

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