ガーデニングコラム Vol.7
秋・冬野菜を育ててみよう!
今回は、これから栽培適期を迎える秋・冬野菜をご紹介します!
イチゴ
10月頃になると、園芸店などでイチゴの苗が出回るようになります。
植え付けの際のポイントは、深植えにしないこと。葉の付け根の生長点(クラウン)が地上にでるように植え付けましょう。
また、花壇でもプランターでも育てることができますが、どちらで育てるにしても、葉が汚れたり実が痛んだりしないように、ワラなどを株元に敷きマルチングをしましょう。
それから、イチゴは「ランナー」といって蔓のような枝が伸びてきます。2年目以降はそのランナーの芽を使って株を殖やすことができます。
ラディッシュ
ラディッシュは、比較的栽培が簡単で、短期間で収穫ができるので、野菜作りが初めての方にもオススメの野菜です。
ラディッシュの種撒き適期は春(4~5月頃)と秋(9~10月頃)の2回ですが、気温が低くなる秋撒き栽培のほうが虫も付きにくく育てやすいです。
ラディッシュを育てる際のポイントは、極度に乾燥させないこと。ラディッシュは乾燥が苦手なので、水切れをおこさないようこまめにチェックして、充分に水やりをしましょう。
ホウレンソウ
ホウレンソウは1年中栽培が可能ですが、ラディッシュと同じく秋撒き栽培がオススメです。
秋撒き栽培にすることで育てやすいうえ、冬の霜に当たることでよりおいしさもUPします。ホウレンソウの種はそのままで撒いてしまうと発芽しにくいので、種撒きの前に吸水させます。
吸水方法は、種を水に一昼夜浸けて(途中、1~2回水を替える)、水を切ってからキレイな濡れ布などで包んでビニール袋に入れます。そして日陰の涼しい場所で2~3日管理すれば芽がでてくるので、それから種撒きを行います。
~コンパニオンプランツも一緒に植えよう!~
コンパニオンプランツとは、一緒に植えることでお互いの生長を助けあったり、病害虫を防ぐ効果があったりと、良い影響を与え合う植物同士のことをいいます。
例えば、ネギ・タマネギ・ニラなどのネギ科の植物を一緒に植えると虫を寄せ付けない効果があったり、ジャガイモと一緒にインゲンやエダマメを植えるとお互いが良く育つ、などと言われています。
野菜を育てる際には、ぜひコンパニオンプランツも取り入れてみましょう!
紹介した野菜以外にも、キャベツ、レタス、ミズナ、シュンギク、コマツナなど、これからが栽培シーズンの野菜はたくさんあります。ご自分で育てた野菜はまた格別のおいしさです!皆さん、野菜作りにチャレンジしてみてくださいね♪
記事提供
株式会社砂丘園芸 グリーンアドバイザー 原田 真理子