子どもの可能性を広げるコラム Vol.4
相手の心を変える質問
親御さんが、お子さんに質問するのを聞いていると、ご本人は意識されていないのでしょうが、詰問しているように見えてしまう時があります。「なんで勉強せんの?!」とか「どうしてそんなことしたん?!」
そんな時は、否定から入らず、お子さんの未来に対して質問してあげるとよいかもしれません。
たとえば、お子さんに勉強してほしい時に、「どうして勉強しないのか?」と質問する代わりに「もし今勉強したら、テストの結果はどうなると思う?」という具合に。
未来への質問を通じて、子どもの現状を変えるきっかけを作ってあげて欲しいのです。
たとえば次のようなケースが考えられると思います。
・勉強をがんばってっている自分を想像してみてよ。
・来月は、どんな自分になっていたい?そのために、何をしてみたい?
・テストができたら、どんなふうに感じるかな?
・テストに真剣に取り組んでいる自分を想像してみてよ。どんな自分になってる?
・次の学年になったらどんな自分になっていたい?
お子さんはわかっていないように見えるかもしれませんが、自分自身の中に答えを持っていますし、お子さんの力を信じてあげることが、持っている力を引き出すことにつながると考えます。
問いただしたい気持ちを少し抑えて、お子さんの未来に対して質問してあげてください。
お子さんの心に変化が起きるかもしれません。
アムルシー教育ネットワーク
進学塾ビーゼミナール 英会話のミネル みつばち・おれんじ児童クラブ
代表 山口英晃