Vol.6
【地震編】避難時に必要なものの事前準備を!
大災害が発生し、広域避難所等へ避難する場合、当座をしのぐための必需品(必要性の高いものを優先し、必要最低限の量にする)を非常持出し袋などへ入れて事前に準備しておくことが大切です。
1.持出し袋のポイント
(1)持出す人の体力に合った大きさ・重さのものを用意
●大きさの目安⇒25L程度
●重さの目安⇒成人男性で15kg、成人女性で10kg
(2)背負えることができ、両手も使えるリュックが理想(肩紐は幅の広いもの良い)
(3)保管場所は、いざという時、すぐ取り出せる場所(玄関や外の物置等)へ置くこと
2.必須の持出し品
(1)携帯ラジオ
災害時には情報が錯綜し、デマや誤った情報が流れ大混乱することがある。正しい情報を入手するため携帯ラジオは必須アイテム。
特に地元のFM局は、その地域特有の情報が得やすい。電池切れを想定し、予備の電池を準備するか、手動で充電できるタイプを用意。
(2)飲食物
飲料水は1人1日3リットルが目安。500mlのペットボトルで準備すれば、飲みやすくポケットに入って運搬も容易。食料は、乾パン・缶詰・レトルト食品等の保存性が高く、火を通さなくても食べられるものが便利。また、チョコレートやあめ等の菓子類は、糖分補給に効果的。
※飲食品は一定期間が過ぎれば使い、新たなものを購入して備蓄する。
(3)医薬品・衛生品
常備薬は数日分を準備。特に持病の薬は必須。(薬名のメモも)消毒薬・整腸剤、三角巾や包帯。トイレ(排泄)に関するものも必須。トイレットペーパーや生理用品等
(4)その他
お子様の持ち物で、ぬいぐるみや抱き枕などは気持ちの落ち着くものなどは、必須の持ち出し品。
3.あれば便利な持出し品例⇒ラップ
断水時、食器にかぶせて食べ終わったらラップだけ捨てる。傷口にラップをまくと止血帯となり、体に巻けば防寒対策に。 細めて丸めると紐にも。
記事提供
全労済鳥取県本部 木岡繁男(防災士)
保障のことなら全労済鳥取県本部へ TEL0857-22-8234
住宅・家財の保障はすまいる共済で(ホームページはこちら)