Vol.5
【地震編】家族との連絡方法・集合場所など事前の話し合いを!
地震等の大災害が発生した時、家族が全員一緒にいるとは限りません。電話が繋がりにくい状況下で、どうやって家族の安否を確認してどこに集合するか、事前に家族で話し合い確認しておくことが大切です。
1.通信手段の確認
(1)NTT災害伝言ダイヤルの活用
公衆電話や携帯電話・PHSから使用可能で、1伝言あたり30秒、1電話番号あたり1~10件までの伝言を残すことが可能。ただし、録音保存期間は48時間でそれを過ぎると伝言は消去されます。
■録音方法
①「171」へダイヤル
②録音は「1」、再生は「2」をダイヤル
③自分の電話番号、または連絡を取りたい被災地の人の電話番号を市外局番からダイヤル
④伝言を録音
①「171」へダイヤル
②録音は「1」、再生は「2」をダイヤル
③連絡を取りたい被災地の人の電話番号を市外局番からダイヤル
(2)被災地以外の親戚等に伝言を頼む
被災地から外への電話は比較的繋がりやすく、被災者が被災地以外の親戚や知人に伝言を頼んでおき、家族がその親戚に伝言を聞くことも有効な手段。
(3)携帯電話の「災害伝言版」の活用
2010年3月から携帯電話各社を横断的に検索できるようになり、どこの携帯電話からも各携帯会社の伝言版のメッセ ージが確認できます。
(4)メール・ウェブサービスの活用
NTTのWEB171やメール、セキュリティ会社の安否確認サービスなども活用できます。 東日本大震災時には、ツィッターやSNS等が有効な通信情報手段として注目されましたが、噂や憶測など不確かな情報も多く、注意が必要です。
2.集合場所の確認
家のある地域の避難先(一次避難場所・広域避難場所・避難所)を事前に家族で訪問して確認しておきます。
ただし、多数の人でごったがえした中では家族を見つけることが困難な場合もあります。
このような場合を想定し、『3の倍数の時間ちょうどに○○小学校のバックネット裏に集合』等、より具体的に決めておくことが大切です。
記事提供
全労済鳥取県本部 木岡繁男(防災士)
保障のことなら全労済鳥取県本部へ TEL0857-22-8234
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