ガーデニングコラム Vol.3

秋植え球根を植えよう!

今回は「秋植え球根」がテーマです! ちょうどこれから秋植え球根の植え付け適期になります。 球根の選び方、オススメの種類、育て方のポイントなどを紹介します。

【球根の選び方】

秋植え球根は、球根の中の養分を栄養にして育ち、花を咲かせます。ですので、しっかりとした良い球根を選ぶことが、春に素晴らしい花を咲かせる最大のポイントになります。

球根を購入する際は、「傷が無いもの」「ずっしりと重みのあるもの」「しっかりと大きいもの」「硬くしまっているもの」を選ぶようにしましょう。

軽くて小さいもの、触るとフニャフニャしているものは、球根が充実していなくて、花が楽しめない可能性があります。

【オススメの秋植え球根植物】

☆チューリップ☆

秋植え球根の定番、チューリップ。お子様と一緒に気軽に楽みながら育てることができる球根です。最近は、数年植えっぱなしにできる原種チューリップも出回っています。

☆スイセン☆

ヒガンバナ科の球根植物で、お正月のころから咲き始める日本ズイセンをはじめ、カップ咲き、八重咲き、シクラミネウス咲き、そして小型種など、たくさんの種類が出回っています。

☆スノーフレーク☆

ヒガンバナ科の球根植物で、別名「スズランスイセン」とも呼ばれています。耐寒性もありとても強健な植物なので、寒さが厳しい地域の方にもオススメです。

☆ラナンキュラス☆

キンポウゲ科の球根植物で、花色は赤、ピンク、オレンジ、白、黄色など豊富 その他、ムスカリ、アネモネ、クロッカス、スノードロップなども育てやすく、初心者の方にもオススメの球根植物です。

【球根植物の育て方のポイント】

育て方のポイントは冬の間に水を切らさないことと、戸外に置いて充分に寒さに当てることです。

室内で管理したり、水を切らしたりすると、花芽が出ない場合があるので注意しましょう。

また、寒冷地で極度の寒さや凍結が心配という場合は、マルチングされることをオススメします。

マルチングとは、植えた場所に、腐葉土やバーク堆肥、または敷き藁などを利用して表土を保護することです。

マルチングすることで、球根が霜で傷んだり、凍結したりするのを防ぐことができます。

【球根植物と他の植物を寄せ植えしてみよう】

秋植え球根は、花壇植えはもちろん、他の植物と一緒に寄せ植えにしてコンテナで育てることも可能です。

例えば、スイセンとムスカリといったように草丈の違う種類を一鉢に植えて楽しんだり、これからが旬のパンジー・ビオラ・ノースポール・プリムラなどの一年草と一緒に植えれば、芽が出るまでの間は一年草の花を楽しみ、春の開花時には、一年草と球根植物の花の豪華競演を楽しむことができます。

寄せ植えづくりにも、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

記事提供

株式会社砂丘園芸  グリーンアドバイザー 原田 真理子

Copyright © 一般財団法人鳥取市中小企業勤労者福祉サービスセンター All Rights Reserved.