3分で分かる職場のメンタルヘルス対策Vol.10

セルフケアについて(9)「何をするにも自信が無くて…」

 自分に自信が持てない・・・。相談に来る方の中には、こういった悩みで来られる方もおられます。
 最近は、多くの自己啓発本や、コミュニケーションの本などで自分に自信を持つための本などが販売されています。それらを買い求めて、自分自身を変える努力をする事も大変、素晴らしい事だと思います。
 私自身の考えを述べると、自分に自信を付けるには、3つの方法しか無いと思っています。

【1】自他ともに、約束した事は必ず守ろうとする

 特に自分との約束は重要です。例えば「1日、2キロは歩く」と決めたなら、必ず実行しましょう。なかなか出来ない約束を自分自身に課さない事も重要です。簡単な事からで良いと思います。例えば、「1日10Pは、本を読む」とかでも良いと思います。行動する事が大切です。そこから、必ず何か良い事や考え方が生まれてきます。

【2】目標を持って、その目標が失敗する事を恐れず行動する。

 「目標を持て」とは子どもの頃から言われています。あなたは、現在、目標を持って生きていますか?目標が出来ない事を恐れて行動出来ていない事はありませんか?簡単な目標でよいと思います。自分の目標を考えてみましょう。

【3】自分の人生に責任を持つ

 自分の人生に責任を持つとは、「不景気だから」「会社が」とか「○○君のせいだ」とか誰かや時代の責任で生きない生き方を指します。責任と言えば厳しそうですが、「今の現状は自分の責任だ」と考えると不思議と自分自身が何か行動すれば現状が変えられるんではないか?という気持ちが芽生えます。今まで「無理だ」と諦めていた事も「可能では?」と考えられるようになれるのです。

いかかですか?人は自分の考え方に苦しめられて自分の人生を不幸にします。少し考え方を変えて行動すると解決方法や素晴らしい人生が待っています。皆様が自信に溢れた素晴らしい人生を送れますように。

Copyright © 一般財団法人鳥取市中小企業勤労者福祉サービスセンター All Rights Reserved.