みんなの防災シリーズVol.3

【地震編】命を守る家の中の対策。その2:ガラス飛散対策

家の中の地震対策として家具等の転倒防止はもちろんですが、ガラスや陶器等の飛散あるいは破片の散乱に対する対策が必要です。

(1)食器棚やサイドボードなど

中のガラスコップや陶器の皿などが飛び出してケガをすることもあります。収納物の飛び出しを防ぐためには扉にロックを設置しましょう。また、ガラス面には飛散防止フィルムを貼りましょう。

(2)窓ガラスなど

震度5強以上の揺れになると、窓ガラスが割れて落ちることがあり大変危険です。東日本大震災では激しい揺れで隣家の2階の瓦が飛んできて、自宅の窓ガラスを突き破った例もあります。
更には、台風や突風などで窓ガラスが割れたり、飛来物で窓ガラスが割れたこともあります。
ガラス面には必ず飛散防止フィルムを貼りましょう。

(3)飛散物から身を守るために

①身近な物で頭を保護

ガラス等の飛散・照明器具や額縁等の落下から頭を守ることが重要です。
クッションや厚手の雑誌・カバンなどで頭を保護しながら避難しましょう。

②室内の避難時にも靴を

就寝中に地震に見舞われたときは、布団で全身を覆い、まずは落下物から身を守ってください。
暗闇の室内を避難する時は飛散したガラス破片などから足を保護することが重要です。
枕元に靴やスリッパなどを置いておくことも防災対策となります。

記事提供

全労済鳥取県本部 木岡繁男(防災士)
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